脳神経内科

脳アミロイド血管炎の大葉性脳出血におけるCTと遺伝子型の診断基準

The Edinburgh CT and genetic diagnostic criteria for lobar intracerebral haemorrhage associated with cerebral amyloid angiopathy: model development and diagnostic test accuracy study

LancetNeurol2018;17:232–40

診断基準

ルールアウト:くも膜下出血とAPOEε4のいずれも陰性であれば感度100%で除外可能

ルールイン:くも膜下出血とAPOEε4またはFinger print signのいずれかがあれば特異度96%で診断可能.

 

私見:アミロイド血管炎による脳出血は再発率が高いため,診断することは大事なため,この基準は有用だとおもいます.しかし,手の形にみえるFinger printは特異度はかなり高いけれど主観的な判断なため,見慣れていないと難しいかもしれません.