実際の結果はまだ分かりませんが、STEP1受験が終わったので勉強内容をまとめました。参考になれば幸いです。
【期間】
1年間(5年生3月ー6年生3月)
もう少し時間をかけたかったのですが、学生中に取得したかったためこの期間になりました。
【目標スコア】
230点
*IMGのNeurology志望のマッチ率が220から50%以上、230から60%以上になるため。
【教材】
・USMLE First Aid 2015
・USMLE Q&A
・USMLE World:1周+2周(間違えた300問・ランダム)
・USMLE Qmax:1周+2周(間違えた600問・生化、行動、微生物、生理、薬理、遺伝)
【内容】
<概要>
FIrst Aidを軸にQ&A、QMax、Uworldを解いて、First Aidに書き込むというスタイルです。友人、先輩、ネットや書籍の成功体験談を参考にしました。
<USMLE First Aid 2015>
USMLE Q&A、USMLE World、USMLE Qmaxで出て来たポイントをマーカーやペンで加筆してオリジナルの一冊を作りました。
最初に間違えた箇所は赤のマーカー、2回目は赤マーカーの下に青のマーカー、3回目は赤マーカーの上箇所に緑マーカーをひきました。First Aidに載ってないけど、問題集で出て来た部分は余白に記載しました。
間違えたポイントが一目瞭然になるので、復習の時に非常に便利でした。直前の一週間で2周通読しました。
コレから本当に良く出ますし使い易いので、バイブルとして使用するのがやはり王道の勉強スタイルだと思います。
<USMLE Q&A>
大学内でUSMLE勉強会を立ち上げ、その教材として使用しました。
週1や2周に1度、40題を分担して、各自担当箇所を解説するというスタイルです。一年間で1000題解きました。
孤独で辛くなるUSMLEの勉強を支え合ってモチベーション維持につながるし、分からない箇所を皆で解決することが出来て非常に良かったです。
2人でも良いので、興味ありそうな人を見つけて勉強会をやるのをオススメです。コツとしては、最初は小さくして徐々に拡げていることです。少人数、軽い負荷を続け、徐々にペースを挙げていく形です。自分たちが続け易く楽しい具合が徐々に掴めると思います。
<USMLE Qmax>
5年の3月〜6年の1月の約10ヶ月で1周+2周(間違えた600問・生化、行動、微生物、生理、薬理、遺伝)をやりました。一周目の予想スコアは166点で、二周目で230点くらいでした。
初めてのオンライン問題集でしかも卒業試験やマッチングなど色々あったため、予定より倍の時間がかかりました。最初の頃は全然正解しないし時間もかかるし嫌になりましたが、1500題くらいやっていると慣れてきます。慣れるとだんだん楽しくなるので、慣れるまでの辛抱が勝負です。
UWorldとくらべてFirst Aidの該当ページ記載してあるため、勉強し易いです。
<USMLE World>
6年の1月〜3月の約3ヶ月で1周+2周(間違えた300問・ランダム)をやりました。一周目の正答率は49%、不正解問題の二周目の正答率は75%くらいでした。
QMaxを終えたので結構楽勝かな?と思っていたのですが、異なる部分を多く、またFirst Aidの該当ページ記載が無いため、予想以上に間違ったのと時間がかかりました。本番では結構似た問題が出たので、やはりUWorldはやった方が良いと思います。
【感想】
6年生の1年間では計画が全て終わらなかったので、高得点を狙うのならば学生であっても1年半くらいの時間が欲しいと思います。最初は結構時間かかるので、余裕をもった計画がオススメです。
First Aidを軸に問題集を解くというスタイルはとても良かったです。ただ、オンライン問題集とは別に、理解しづらい分野別(生化学、行動科学など)に系統的な問題集を解けばよりスムーズに理解出来たかなと思います。
どんなに解けなくてもめげずに毎日コツコツやる継続力と楽観力がとても大切だと思います。地道にやればスコアは上がっていきます。一日でも長く、一問でも多く楽しんで。Do your best, every day!!