留学

日本の貯金を海外で使用するベストなやり方はTransferWise

 
アメリカでの生活が7カ月を過ぎ去り、日本の貯金が日に日に少なくなっているのを悲しみを感じます。
 
どのように日本の貯金を海外で利用するのが一番お得かを見直しました。
 
結論から言うと、2月1日2020年時点(1ドル108.34円)かつ筆者の状況でのベストな方法は「日本の銀行→TransferWise→アメリカの銀行」です。
 
 

ベスト:日本の銀行→TransferWise→アメリカの銀行

 
一番良い方法は、上乗せされる為替レートが無いTransferWiseを経由して日本の銀行の貯金をアメリカの現地の銀行に送金することです。
 
何故なら、約1%の為替手数料のみで、上乗せされる為替レートが無いからです。
 
反対に、銀行やクレジットカードでは為替レートを調整して上乗せしています。
 
そのため、送金額が増えるほど差が大きくなります。
 
TransferWiseの登録には日本の住所証明が求められるため、今後留学予定の方は出国前に登録しましょう。一応、出国後も登録可能です。
 
それでは、実際の例で見てみましょう。
 

10万円の例

 
下記の式に送金額を当てはめます。
 
(日本からの送金額ー為替手数料)÷為替レート=海外口座に入る送金額
 
(100000-1017)÷108.34=$913.51
 
 

2位:日本の銀行→日本のクレジットカード

 
次は、日本の銀行に紐づいた日本のクレジットカートで支払うことです。
 
クレジットカード会社や種類による独自の換算レートによる為替レートを使用しています。
 
私が利用している三井住友VISAゴールドカードの換算レートが2.2%です。
 
 

10万円の例

 
今度は、下記の式に送金額を当てはめます。
 
日本の貯金額÷ 為替レート=支払額
 
100000÷110.72 (=108.34×1.022)=$903.17
 
Transferwiseと比較して$10.34の損失です。
 

3位:日本の銀行→プレスティア銀行→アメリカの銀行

 
次は、私が使用していた三井住友銀行→プレスティア銀行→アメリカの銀行という方法です。
 
3つの部分、円からドルの為替手数料(0.0092円/1円 or 1円/1ドル)為替レート+*ATM手数料(最低0.0025ドル/1ドル)でお金が発生します。
 
 
具体的な手順は下記になります。
1.三井住友銀行の貯金(円)→プレスティア銀行に移す
2.プレスティア銀行で円→ドルに変換(為替手数料為替レート)
3.アメリカのATMでプレスティア銀行からドルを引き出す(*ATM手数料)
4.引き出したドルをアメリカの銀行に振り込む
 
*ATM手数料は$800当たり$2で計算
 

為替手数料

為替レート
ATM手数料(FEE)
 
 

10万円の例

 
今度は、下記の式に送金額を当てはめます。
 
(日本からの送金額ー為替手数料)÷ 為替レート x 0.9975(1ドルあたりの*ATM手数料)=海外口座に入る送金額
 
(100000-923)÷109.45×0.9975=$902.95
 
Transferwiseと比較して$10.56の損失です。
 
 

まとめ

 

海外で日本の貯金を利用する際は、Transferwiseを用いた方法が最も賢いやり方です。