USMLE STEP2 CKの当日の準備と様子を記します。
当日の準備と様子を把握するのに参考になれば幸いです。
直前期と前日の様子は別の記事にします。
- 8時間の集中を必要とするマラソンのような試験。
- 本番を想定した練習とシュミレーションからパフォーマンスの下がる部分を把握して対策をしておく。
- 前日の良質な睡眠、当日の食事や休憩の計画、服装等が当日のコンディションに大事になる。特に昼過ぎの眠気をいかに対策するか大事。
- Scheduling Permission PaperとIDを忘れないこと。
Contents
当日の持ち物・服装
- Scheduling Permission Paper (prometricではなくECFMGから予め送られるもの)
- アルファベット表記と顔写真のあるID (Passport, アメリカの運転免許書等)
- ポケットの少ない服装(毎回の休憩でポケットチェックされるため。アメリカの女性はレギンスが多い。)
- エアコン対策で体温調節の出来るポケットの無い羽織もの(カーディガン、シャツ等。)
- 耳栓 (試験会場の騒音対策ヘッドホンは重いので耳栓がお勧め)
- 食事
- 食べやすく糖分があり休憩毎に摂取しやすいもの。
- バナナ、ミカン、ドライフルーツ、クッキー、パン、おにぎり等。私の場合、中~低GI食品が中心となった。
- 直ぐに食べれるようにZiploc等に入れておくと便利。
- 飲み物
実際に持っていたもの:左からバナナ、真ん中上がアプリコットのドライフルーツ、右上がWhole Grain Wheat Soft & Fruit Chewy Fig Cookies、真ん中下がOatmeal raisin cookies、右下がWhole wheat bread。
ホテルから試験まで
6:30 ホテルで起床してチャックアウトの身支度
7:20 バナナ2本、Whole wheatのパン1切れ、水を摂取する。
8:00 チェック・アウト
8:05 会場に到着
オハイオ州の自動車免許を見せてIDを確認される。Scheduling Permissionの紙を見せると、CIN番号を付箋に書くように指示され、その付箋を免許書につける。別紙に到着時間の記入と署名をする。カギとペンを渡される。ロッカーは小さく、カバンは入らないため、棚に置いて貴重品とiPhoneをロッカーに入れる。
ペン、CIN番号の付箋の付いた免許書、渡されたペン、耳栓のみを持って椅子で待つ。
会場には他にもUSMLE受験者は多い様子。
数分するとチェックルーム(受付と会場の間にある)に呼ばれる。付箋のCIN番号を赤いメモ用紙に転記され、付箋は捨てられる。諸々の説明をされて、ボディーチェックを受ける。ボディチェックはズボンのポケット→長袖の袖→ズボンの裾→眼鏡→マスクの順番。
チェックが終わると試験室に入るように言われ、入った直ぐの場所で待機する。試験管がパソコンの操作を確認すると席に呼ばれる。
試験開始
CIN番号を記載してログイン。Tutorialを飛ばしてBlock1に進む。
Tutorialは選択しないといけない問題があり数分ロスするため注意。
上記写真のような試験会場
Block 1
自体の難易度はFree120とUSWAの中間くらい。
ほぼ時間通りに終了。
Take a breakをクリックして退出。May I take a break?と言って許可をとる。ドライフルーツのアプリコットを2つ食べ、水を飲む。
休憩時間は5分程度。
再入室の際にボディチェックを受ける。
Block 2
ほぼ時間通りに終了。クッキー1個を食べ、トイレに行く。7分程度。
Block 3
ほぼ時間通りに終了。バナナ1本とコーヒーを摂取する。ここで、受付室の椅子で座ったまま約10分の昼寝。なぜなら、自分は過去の模試とシュミレーション12時前後に眠気が来てBlock4-6のパフォーマンスが下がるからだ。そのため、コーヒーと昼寝は、いつも来る12時頃の眠気対策。うたた寝でも眠気の原因であるアデノシンは下がるので効果はある。Prometricで昼寝する人はいないかもしれないが、自分の眠気対策には昼寝が一番効くため実行した。合計15分くらいの休憩。
Block 4
最後の1-2問くらいがギリギリで終了。眠気は来ていない。前日の良質な睡眠、うたた寝、コーヒー、試験の緊張感の効果があった。パンとコーヒーを摂取してトイレに行く。12-14時にコーヒーを取って眠気対策としている。カフェインの持続時間は5-8時間なので、夕方の試験終了までは持続する。合計7分くらいの休憩。
Block 5
最後の1-2問くらいがギリギリで終了。
クッキーを食べてコーヒーを飲み、トイレに行く。寒くなってきたので、カーディガンを羽織る。合計7分くらいの休憩。
Block 6-8
ほぼ時間通りの時もあれば、最後の1-2問くらいがギリギリで終了。試験後半になると時間がギリギリになってくる。
クッキー、アプリコットのどれかを食べて、トイレに行き、合計5-7分ずつくらいの休憩。
試験終了
5-10分くらいのアンケートをポチポチと回答する。
試験官から終了の紙をもらって試験終了。
Lyftで自宅に帰る。END。
帰り道のProgressive field
当日の感想
シュミレーション、前日の良質な睡眠、食事や休憩の対策でコンディションはかなりいい状態で取り組めた。眠気は抑えられ、集中力は継続していた。
実際の難易度はFree120とUSWAの中間程度な印象。よくわからない問題もあれば、素直な問題も多かった。ANKIの復習から多く出たので、最後の復習は大事。
フェロー用になったので、スコアを気にせず合格の結果を待とう。
- 8時間の集中を必要とするマラソンのような試験。
- 本番を想定した練習とシュミレーションからパフォーマンスの下がる部分を把握して対策をしておく。
- 前日の良質な睡眠、当日の食事や休憩の計画、服装等が当日のコンディションに大事になる。特に昼過ぎの眠気をいかに対策するか大事。
- Scheduling Permission PaperとIDを忘れないこと。